こんにちは。わっこです。
わたしは以前、ベビーシッターのマッチングアプリ「KIDSLINE」の
ベビーシッターとして本業で1年ちょっと働いていました。
その時のいろいろあった?体験談を今日は書いていきます!!
《トラブル》 あれ?帰ってこない?!
一番印象に残っているトラブルは、
親御さんが約1時間終了時間を過ぎても帰ってこなかった時。
ご自宅で夕方から20時までのサポート・・・・
の予定でした。
20:00 あれ?少し遅れるのかな
20:10 遅れます、との連絡も何もきていない。急いで帰っている途中かな?
20:15 これはおかしいぞ!と、親御さんにメッセージ・そして電話。
20:20 何の反応もなし。その後も電話何回かかける。
20:45 お父様より折り返し電話あり。
21:00 ご帰宅。無事引継ぎ終了。
幸いにもその後のサポートの予約はなかったので、
わたしもしばらく待つことはできましたが、
万が一次のサポートが入っていたら・・・・大変です!!
①親御様へ連絡をする(メッセージ・電話・ショートメール。とりあえず全部してみる)
②それでも通じない・次のサポートの予定があるなどの場合は、
KIDSLINEサポートデスクへ問い合わせを行う
お子様を一人残して出ていくことももちろんできません。
こういったトラブルを避けるためにも、
サポート終了時間については、事前に重々確認しておくこと、
また親御さん同士もよく時間を確認をしていただきたい!と思います。
《緊急事態》遅刻しそう!!
わたしはわりと地図は読める女ですし、(Googlemapさん頼みですがw)
サポート前は余裕をもって家を出ます。
が!!
そんな?わたしでも、1度だけサポートを始めてまだ間もない時に
遅刻しそうになったことがありました。
最寄り駅をおり、住宅地で右往左往し、
地図やペアレント様(親御さん)が書いてくださっていた
説明書きをみて歩くのですが、
一向に目的地にたどり着かない!見つからない!Σ(・□・;)
刻々と時間が過ぎてゆく・・・・
焦る・・・・
ここだ、いや違う・・・どこだ!?こっちか?
住宅地であちこち走りまくる女。
(決して怪しい者ではありませんw)
通常初めてのお宅には10分前に到着するようにしていましたが
すでに10分を切っている!!
このまま迷って遅刻するより、電話して報告しようということで
お母さまに電話。
「すみません、本日サポートでお伺いしますKIDSLINEのわっこと申します」
「今家の近くまでいると思うのですが、道に迷ってしまいまして。。。。」
と電話で伝えると、お母さまは電話口で道順を伝えてくれて、
慌てず気を付けてきてくださいねとおっしゃっていただき、
なんとか時間ジャストで到着。
遅れそう!道に迷った!
そんな時は、必ず早めにペアレント様に報告することが大事です!
予防策としては、
余裕をもって出発すること・道順に不安がある場合は事前に親御様に確認しておくなど
の行動はもちろん行いましょう!!
《クレーム》ベビーシッターの食事
ランチを挟むサポートで長時間の場合(夕食もですが)は、
自分の食事を持参します。
その日は、親御さんもご自宅で仕事をなさっていて、
お昼ご飯はお子様と一緒のタイミングで3人でとりました。
わたしが持参したのは、コンビニのおにぎり1つ。
それを見た親御様。
私にこう仰いました。
「そのおにぎりを見て、子どもはどう思うと思います?」
「食事も保育の一部ですよね。それで子どもの手本になりますか?」
「もしかしてランチ用意してもらえると思っていらっしゃったんですか?」
シッターとして働き始めて初めてくらいのランチ持参のサポート。
初っ端にこの言葉は結構心に響きまして・・・・!!
ごもっともだと反省しました。
(もちろん、お昼ご飯の用意を期待していたということは一切ありませんでしたが・・・
食事を少しとってきたため、おにぎりで済ますつもりでした)
それ以来、どうしてもサポート中に食事を挟む際は、
手作りのお弁当を持参するようにしました。
(といっても質素なものですが・・・)
お叱りを受けたからこそ、自分の至らなさに気づき、改善した部分でした。
保育士の時は、給食をいただいていたので、
いつもバランスの取れた食事をしていましたからね。。。。
当たり前ですが、アレルギーをお持ちのお子様や乳児のサポートの際は
特に細心の注意が必要です。
・持参する食事にアレルギーの物質が含まれないかを確認すること
・長時間のサポート以外は事前に食事を済ます・お昼寝中に食事をとるなどする。
なお、食事をする際は、事前に親御さんにメッセージでその旨伝え、
許可をいただいていました。(最悪、当日でもいいので一言伝えること!)
番外編:昼寝中。ベビーシッターは何をしている?
1~2歳のお子様のサポートが多かったわたしは
サポート中のお昼寝の時間も結構ありました。
わたしが寝かしつけることもあるし、サポートにお伺いすると
寝室ですやすや寝ているお子様。
「寝始めてしまって・・・・すいません」と謝られる親御さん!
せっかく来ていただいたのに、というお気持ちの表れだと思いますが
お子様の生活リズムも様々。日によって体調によっても違うので
謝る必要なんて全くありませんよ~!っていつも言ってました(;^ω^)
で、お昼寝中はシッターは何をしているのか?
を書いてみます。
お子様の様子を確認。
何よりもこれが第一優先!!!
呼吸のチェックはもちろん、お布団蹴っていたらかけなおす、ぐずったら
とんとんしてあげる、部屋の空調は適切か確認etc....
最低でも5分おきくらいにはします。
咳が多め、体調が万全ではない、など体調が万全ではない状態の時は
特に注意し、そばについて様子を確認します。
家事サポート
事前に親御様には「お昼寝中なにかお手伝いすることがあれば致しますので!」と
お伝えします。頼まれることが多かったのはこんな家事サポートです。
・食器洗い・食事後の机や椅子をきれいに拭く
・床掃除・拭き掃除
・おもちゃの片付け
・洗濯もの畳み
他にも、収納用のケースに張るラベルづくりや、お誕生日会の準備など変わったご依頼もありました。
ご家庭によって家事のルール・やり方も様々なので、
必ず聞いて確認してからやっていました。
掃除道具の場所や、やり方も引継ぎの際に聞きます(事前に聞けることは事前に聞くと余裕をもってサポート開始できます)
食器洗いひとつとっても、
どのスポンジを使うか?洗剤は?タオルはどれ?など確認事項があります。
逆に聞き忘れた場合は・・・・
家事をしません!
食器用ではないスポンジで食器を洗われていたら・・・?
手拭きタオルで食器を拭かれていたら・・・?
やめてーーー!何もしないでーーー!って思いますよねw
勝手なことをしてあとでトラブルになっても困ります!
頼まれたこと、使っていたおもちゃの片付けなどはもちろん
やります。あとは、簡単な拭き掃除とか・・・。
しかし、「お子様がすやすや寝ていること」「近くにいること」が大前提。
家事のサポートに来ているわけではありません。
お子様の命をお預かりしています。
お子様がぐずったり、早く起きて頼まれていた家事ができなかったら、
親御さんには、事情を説明しできませんでしたと伝えます。
それで、何か言われたりしたことは一度もありません!
食事をする
小さいお子様の場合は、一緒に食事をとる余裕もありませんから(;^ω^)
先ほど書いたように、自分の食事タイムです。
もちろん、ゴミは持ち帰り。においの出るものもNG。
お子様だけでなく、ベビーシッター自身の水分補給も大事!
特に夏!!自分が倒れては大変です。
自己管理はちゃんとしましょう!
「何もしなくてもいいです」と言われたときは・・・・?
お昼寝の間、何かお手伝いすることありますか?と聞いて
半分くらいの親御さんは、「大丈夫ですよ、休んでいてください」と言います。
だからと言って、ぼーっとしているわけではありません(笑)
下記わたしの優先順位で行っていたことです。
・呼吸チェック・様子を確認(随時5分おきくらいは最低確認してました)
・部屋の状態を整える(食事後の片付け・掃除・おもちゃ片付けなど)
・報告レポートを書く (アプリの完了レポートとは別に、その日の簡単な流れを紙に書いて親御様にお渡し。)
・ 寝起き後の活動の準備(おむつや着替えの用意、おやつの確認・遊び道具の用意など)
それでも時間があるときには、折り紙を折ったり、保育のネタ?をスマホで探したり!
でも意外と時間はあっという間に過ぎていきました。
ちなみに、家事のサポートの依頼を引き受けるか、受けないかは
ベビーシッター側で選べます。
プロフィール欄の【サービス内容】【サポートの特徴】に記載しておくことで
親御さんとの依頼のやりとりもスムーズにできます。
まとめ:トラブル・クレームから学ぶこと
1年すこしベビーシッターとして働いてみて、
トラブルや困ったこと、親御さんから言われて気づき、
学んだことがたくさんあります。
責任感をもってサポート当たることはもちろんですが、
それらのトラブルや失敗から学び(命にかかわることはあってはいけませんが)、
もっとお子さんや親御さんから求められるベビーシッターになろう!
という、向上心を常に持つことが大事です。
特に、KIDSLINEでは、サポートも評価もされますし、
それが公開されて、ほかの親御さんへの信頼度にもつながりますからね。
時々、やめたいな・・・と思うこともあったし。
明日行きたくないな・・・と思ったことも正直・・・。
それでも!
サポートへ行き、お子様やお母さまとお会いし、
可愛い笑顔と、「助かりました」「ありがとうございました」とお母さまからの感謝の言葉をもらった時には、心からやりがいを感じたし、微力ながら社会貢献できているという
充実感も得られました。
保育士の時にはできなかった、一人一人のお子様へのニーズに細やかにこたえることや、
ご家庭によって、保育内容も柔軟に対応できることもベビーシッターだからできること。
わたしが経験したトラブルや失敗談も、少しでもどなたかのお役に立てればうれしいです!
最後までお読みいただきありがとうございました。