妊娠生活

無事、出産しました!

またまたお久しぶりのブログとなりました!

タイトルの通り、1/20に3230gの元気な男の子を無事出産しました。

無事出産したといっても、それまでの時間は壮絶なものでした・・・(出産を控えている方、すみません・・・)

このブログを書き始めた時は、まだ不妊治療をしていた時だったので、とても感慨深いです。
毎月の生理にがっかりしたり、情緒不安定になったり・・・
それから無事人工授精で妊娠、出産できたこと、夫はもちろんたくさんの方の支えのおかげでした。

自分の備忘録も兼ねて、出産のレポートを書いていきたいと思います!

予定日超過→入院

予定日の1/14になっても、まだ生まれる気配もなく、子宮口も0.5センチほど。

病院の先生からは、19日までに陣痛または破水がなかったら、入院しましょうと言われました。

スクワットやウォーキング、焼き肉にオロナミンC笑。いろんな陣痛ジンクスを試したけど何も変化はなく、
旦那に付き添ってもらい、入院のために病院へ行くことになりました。

入室、面会はコロナのため禁止。病棟の入り口まで荷物を運んでもらってお別れです。

案内された大部屋は、私入れて4人満床。
個室もあったけど一泊15000円で高っ!!過去大部屋で何度か入院していたことがあるので
今回も特に抵抗なく大部屋にしました。

周りはどうやら、すでに出産した方が多いよう。
荷物の整理をしたり、病院着に着替える。


14:00 内診 エコー検査
子宮口は、指一本分とのこと!

前回は0.5ミリなので、少しは進んだのか?!

でもまだ一本分って。。。(´;ω;`)ウゥゥ
入り口は割と柔らかいとのことなので、少しは望みがある!?!?

それから恐怖の内診グリグリ!

やっぱ痛い( ;  ; )

思わず、うっ、、、と声が!
エコーでのベビちゃんの体重は、先週の2900gから3200gに!ここにきて3キロ台に急成長キラキラキラキラ

先生からは、今日はバルーンするか、明日の朝するか?
判断はこの後のNSTを診てから決めると説明を受ける。

14:30-15:00 NST

部屋に戻り、NST開始。
ベビちゃんの心拍はしっかりしてて、お腹の張りはまだあまりない。

NSTが終わってしばらくして、看護師さんより、今日のうちにバルーン入れます風船風船との宣告をうける。

バルーン挿入!

15:30 再度内診

再度内診室に呼ばれ、内診だけかと思ったら、
バルーンをいれますね~と言われる。
おっ!
こんなにすぐに!!
ちょっ・・・!!

心の準備できてないアセアセアセアセアセアセ

最初は、また内診グリグリガーンガーン
それから、バルーン挿入!!!風船風船風船

・・・・・。


い、痛っっ・・・!!



入れる瞬間は少し痛んだけど、あれ?入れる前のグリグリの方が痛かった笑。

いい位置に入りましたよー!と、先生よりお墨付きの言葉をいただく笑。
入れた後も痛みはないけども、筒状のものが外に飛び出していて、それが違和感。。。
トイレもやりにくいアセアセ

15:45 再度、NST 
それまで感じなかった、生理痛みたいな感じの痛さが出てくる。

陣痛カウンターで測ると5〜6分間隔痛いけどまだまだ耐えられる痛さ。
NSTしながら1人でベットで痛みに耐える。お腹に器具?が装着してあるので、
体を自由に動かせないのが辛いアセアセ

17:30 バルーンを明日まで入れたままでいるか?とるか?と聞かれる。

入れたままの場合は、今日はシャワーできないし、LDRで夜過ごすことになる、ということを言われた。
もうこのままお産を進めてほしいと思い、今夜はLDRで過ごすことを伝える。

18:00夕食 
ほぼ完食。食欲は十分あり笑笑い泣き
少し陣痛っぽい痛みはたまにあるものの、まだ余裕な状態。

いざ、LDRへ!!

19:00 LDRへ移動 NST

痛みの間隔は8分ほど。看護師さんに呼ばれ、LDRは歩いて移動。
必要なもの(水、ポカリ、お菓子、スマホ、テニスボール、タオル、リップクリーム等)をカバンに入れて、持っていく。

遠足いくんかいっ!ってくらいお菓子を持っていった笑。
しかし、実際はお水含め、一切手をつける余裕はなかった笑い泣き

LDRのベッドは、硬め。
これで一晩、一人で過ごすのかぁ。。。
1人で大きな部屋にポツン。

本来ならば、ここに夫も来てサポートしてもらえていたんだろうな。
コロナ禍での出産って、孤独だ。。。

その後、早速NST開始。
すると、プープーとアラートがなって、びびる。

え?ベビちゃん大丈夫?!
心拍が落ちてる?!

慌ててナースコール!!
看護師さんが駆けつけてくれ、特に異常なしでホッと一安心。。。

20:00 バルーンを一旦抜く
子宮口は3センチ。
NSTでも、100越えが何回かあり、ハリも増えてきている。
痛みはまだ生理痛くらい。

21:00 
先生より、NSTの結果から赤ちゃんの心拍数が落ちて、苦しい時があるのがやはり気になるとのことで、
もしかしたら、帝王切開になる可能性もあるとの説明を受ける。

動揺するも、ベビちゃんのことを優先に考えて了承する。
緊急手術に備えて心電図、レントゲン、採血など済ます。
さすが、大学病院!!
準備万全で対応してくれる・・・ほんとこの病院を選んでよかった。


22:00 消灯
痛みが復活し、7分間隔で、さっきよりも強い痛み!!

22:30
さらに痛みが増す!!
思わず、痛い、痛い、ゔゔーーと声が出るほど。

痛いけどNST貼ってあるから、自由にじたばた動けないのがつらい。
ひたすらに耐える。4、5分間隔くらいの陣痛。
この痛みをママたちは経験してるのか??ほんと尊敬しかない。。。

助産師さんが来て、子宮口9センチですねと言われ、
マジか!!順調だ!!
やっと終わりが来る!!!

と思ったのに、今度は先生が来て
まだ5センチくらいでしょ、と言われ絶望。。。
うそーーーーん(´;ω;`)ウゥゥ

さっきの9センチはなんだったの。。。
これでまだ半分とか....信じられん。。。

その後、またNSTでベビちゃんが苦しんでいる時があるとのことで、先生に診てもらう。
先生から、姿勢と呼吸の仕方を指摘される。

ベビちゃんの臍の緒が、上の方で結構密集していたらしい。
わたしがずっと左側を向いて縮こまる姿勢をしていたのが原因かもとのことで、
上向き姿勢で足を開いてリラックスして鼻から息を吸って口からスゥーとゆっくり息を吐いて、赤ちゃんが苦しむからリラックスしてと言われる。
助産師さんも先生も去り、再び一人で痛みに耐える。

しかし、まだ痛みは序の口だったのを、この時の私は知る由もなかった・・・・w


23:00ここからが本当に壮絶で大変な時間

ひたすらに分娩台の上で、痛みに耐える。

時間の感覚もわからない。
帝王切開の可能性もあるから、水分摂取禁止。
人工呼吸器をつけているから、のどはカラカラ、唇はカサカサ。
意識はもうろう。

痛みが来ると、とにかく大きく息を吸って、ゆっくり吐く呼吸を意識する。
薄暗い大きな部屋で一人、タオルを握りしめて、叫び、痛みに耐える。

我慢できず、何回もナースコールで「痛いです!!」と言い、助産師さんに来てもらう。
(ほんと今思えば超絶迷惑な患者だけど、その時は痛すぎて助産師さんに助け?を求めてました。
来てくれて、励ましてもらって、さすってもらうことが、どれだけありがたかったか・・・

持ってきたテニスボールも、自分でおしりにあててどうにか一人で痛みをのがず。
夫の顔が頭に浮かぶ・・・


頑張るからね・・・あと少し・・・
応援しててね・・・・


そんな時間を、6時間くらい過ごす。

もちろん寝れるはずもない。
気が付けば、窓から少しづつ明るい光が。
もう朝になっている・・・・。


5時ごろ。
助産師さんが様子を見に来て内診していると、
バチン!!
と音がした。

破水した!!

それから、助産師さんが慌てて先生を呼ぶ。
「え?破水!?」
先生やほかの助産師さんもざわざわした雰囲気・・・

え?どうなるの!?


それから、先生から説明を受ける。

破水からのお産スタート

ベビちゃんの心拍が再び下がる可能性があり、早く出してあげないといけないから、
お産を進めます、とのこと。

それから、あれよあれよと、周りで分娩の準備が進む。
先生や助産師さんも集まってくる。

なんか、大事だ!!

通常の分娩では間に合わないため、

そこで、会陰切開をして、鉗子分娩という

トング?のような器具でベビちゃんの頭部を挟んで取り出すという方法を実施することに。

意識朦朧の中、会陰切開!!

痛い!痛い!!

再び分娩台で叫びまくり笑。

麻酔してたのかな?してない?

それさえもわからないけど、

とにかく痛い!

そして、自分の足越しには、

処置している先生たちと血が見えるガーン

さらに恐怖アセアセ

助産師さんがいきみ方を教えてくれた。

陣痛が来たタイミングで!!

鼻から息吸って!!

思い切りする様に!!

声は出さないで!!

背中を丸めて!!

ふと、頭の中で、

妊娠中にTwitterで見た、

サンシャイン池崎を思い出す!

「いきむ時はサンシャイン池崎になれ」 妊婦向けツイートが話題に→本人が実践してしまう「イェッ! イェ! イエエーーーイ!」空前絶後の安産を期待。nlab.itmedia.co.jp

よし!

今がサンシャイン池崎になる時だ!!

目を開いてお腹を見るようにフーっと

息を吐く!

そして助産師さんに言われた通りに、

本当にうんちするような感覚で力を入れる!(お下品ですいませんアセアセ)

もう、この際うんち出ても構わない!!!!

とにかく出したい!!

痛い!!痛い!!と叫びながら

陣痛が来たタイミングに合わせてなんとかいきむ。

一回いきんで、次の陣痛が来るまでは

また呼吸を整える。

手は、手すりを持ってたけど

胸の上に置いて、と指示される。

周りには、5~6人くらい先生や助産師さんが取り囲んでいて、

鉗子分娩のため、器具をお股から入れられる。

私自身、その時は鉗子分娩しているってことは

全然頭になくアセアセ

とにかく痛くて早く出したい!

早く終わって!!とただただ必死。

なんか器具?みたいなものが入れられているなぁってぼやっとした感覚はあったけど、

何をしているかは考える余裕はなく、

とにかく助産師さんの合図に合わせていきみ続けるのみ。

痛みでパニックになりながらも、

こんなに大勢の人が私の分娩に関わっているんだ、、、、と、合間に冷静に周りの様子を見る瞬間も。。。

いきみを繰り返すこと、5,6回くらい?

もう少しだよ!!

と先生たちが励ましてくれる。

そう!

今のいいよ!!

もう一回!!

声は出さないで!と言われたので、

心の中で叫びながら、渾身の力で!!

もうこれでもか!ってくらい

思いっきりいきむ!!!!!!

そしてついに!!

お股から何かが出てきた感覚とともに、←いや、もちろん赤ちゃんなんだけどね

先生が赤ちゃんを抱っこする姿が見えたお願い

無事出産!!再び壮絶な時間・・・

あれ?

産声がない!!

しかも、一瞬見えた赤ちゃんの目に違和感がアセアセ!!

え!!

大丈夫かな?!

赤ちゃんが出てきても、

安心できずハラハラショボーン

すぐに赤ちゃんは、用意してあった保育器?に連れて行かれ、看護師さんらによって処置されると、やっと産声が聞けた。

(後から知ったけど、ドラマで見たわたしの勝手なイメージで、赤ちゃんが出た瞬間に産声を上げるものだと思ってたけど、そうじゃない場合も多いんですね!)

最初はか弱い声だったけど、

段々と大きな声に!

産声を聞いて、初めて

赤ちゃんが産まれた実感が生まれたんだけど、

感動に浸ってる暇はなくガーン

出産後の処理が始まる。

胎盤を取り出したり、会陰切開の縫合。

縫合が、これまた超絶痛いガーン

また、何回も

痛い!痛い!!

と叫ぶえーん

ほんと、どんだけ叫んだら気が済むのかアセアセ

先生たちも、

ごめんね〜

痛いよね〜

すぐ終わるね〜

と慰め?ながら処置してくださるんだけど

ほーーーーーーーーーんと痛くって、

出産後って感動で泣いたりするのかなえーんと自分で思ってたけど、

全然違った

ひたすら痛い痛いと叫ぶのが精一杯アセアセ

処置しながら、先生たちが、

これは3か?4か?話してるのが聞こえる。

その時はなんのこと??って思ったけど

後で調べてみて分かった。

会陰切開の重症度はレベル1~4に分かれてるみたいで、わたしは3度〜4度の間くらいだったのかな?

どうりで、痛かったはずだ。。。

会陰裂傷について会陰裂傷とは、分娩時赤ちゃんの頭や体が会陰(えいん)(外陰部から肛門にかけて)を通過する際に生じた裂傷(れっしょう)のことです。分娩時には、膣壁裂傷を伴うことが多いです。会陰裂傷は浅い場合、自然治癒が見込めますが、裂傷が深い場合には患...medicalnote.jp

ふと、時々隣の保育器で赤ちゃんが

おぎゃおぎゃと泣いている姿が見える。

赤ちゃんの様子を気にしつつも、

自分は痛みで感動に浸る心の余裕はなし・・・←息子よ、ごめん・・・・

生まれた瞬間に見えた赤ちゃんの目の違和感も気になる、、、、

ようやく処置が終わり、

助産師さんが、旦那さんに電話しますね、

と言ってくれる。

先生から

わたしが感じた通り、目の違和感について説明してくれた。

鉗子分娩だったので、器具で赤ちゃんを取り出す際に、目の周辺に器具が当たって赤くアザになったとのこと。

念のためこの後NICUで赤ちゃんをみてもらうことに。。。

なんか、体力的にも、気持ち的にも

色々話がついていけなくて、

はい、はい、と返事をするのが精一杯。

赤ちゃん苦しかったかな?

痛かったかな?

下手くそでごめんね。。。。

出産が終わり、分娩台でしばらくは放心状態。

酸素マスクで唇はカサカサ
髪はべとべと

ベッドや衣服にはまだ血が所々残ってる。。

とりあえず出産は無事に終わった。。。

生まれてきてくれてありがとう

出産後、30分ほどで夫が到着。
やっと精神状態も落ち着き、赤ちゃんを抱っこできた。

母子手帳をみると、分娩時間は

9時間45分でしたびっくり

この時間以上に、とてつもなく長く感じたけど!!

以上、長くなりましたがわたしの出産レポートでした。
2か月経った今は、痛み自体は覚えていないけど、痛かったことは忘れられないし
忘れたくない!!
命の誕生、出産って、命懸けで、尊くて、奇跡。
無事に生まれてきてくれて、ありがとう。



  • この記事を書いた人

わっこ

外資系派遣OL わっこです。 30代で派遣デビュー。 そして2019年ロシア人と国際結婚。 波乱万丈な派遣のお仕事やロシア人旦那との結婚生活を 書いていきます。お気軽にコメントやフォローしてください♡

-妊娠生活