ノーテンキ派遣OL わっこです。
旦那さんの実家であるロシア(サハリン)へ行ってきました。
初めてのロシア・初めてのサハリン。
全く未知の世界でしたが5日間の滞在で美味しいロシア料理を食べまくり
義理の両親と観光したりとあっという間に時間が過ぎました。
ロシアレポはまた別途書きますが、
今回は出発準備編ということで、ビザ申請までの流れと、空港での手続きや検査について書いていきます。
ロシア入国の際に必要なビザ
在日ロシア連邦大使館によると、
日本国籍の方がロシア連邦に入国するためには、東京、札幌、函館、大阪、新潟いずれかの在日ロシア領事部(館)にビザを申請する必要があります。
今回の短期の旅行のように、ロシアへ30日以内の旅行で行かれる方は観光ビザを取得しないと入国できません。
申請の際は大使館へ事前予約していく必要があり、2週間ほど申請から受け取りまで時間がかかります。2週間待てば無料ですが、申請から受け取りまで急ぎの場合は料金を払えば5日間でも受け取れます(つまりお金で解決できる笑)
近くに大使館がない・時間がない・自分で申請するのが心配だ・・・
そんな方にお勧めなのはビザ代行サービス。(ただ、お金はかかります( ノД`))
といことで、ロシアビザの申請は、
ぶっちゃけ面倒( ゚Д゚)
わたしもサハリンへ行くと決まったときに
大使館いったり書類あれこれ用意しなきゃいけないのか~
面倒だわ~!!お金もかかりそうだし・・・と思っていましたが!
調べていくと、なんと!
サハリンへは
電子ビザ(e-visa)が導入されているという事実を知りました!
つまり、ネット申請で完結できるんです!
サハリンへは電子ビザで簡単手続き!ただし条件アリ
2018年から ウラジオストク・ハバロフスク サハリン州などの極東への旅行では
電子ビザが導入されました!
ただし、申請にはいくつか滞在の条件があります。
- 申請可能日は入国予定日の20日前~4日前まで
- 電子ビザでロシアに滞在できる日数は最大8日間
- 入国した地域内のみの移動に限られる(電子ビザで他地域へは移動できない)
- 電子ビザにかかる費用は無料
今回私の滞在は4泊5日で、サハリンのみの滞在なので申請条件クリア。
例えばサハリン2泊・ウラジオストク2泊の滞在のように他地域に移動する場合には、この電子ビザは申請NGですのでご注意を!
申請費用が無料なのはありがたいですね!
サハリン電子ビザに必要な書類
さっそく申請をする前に
必要な書類を確認しましょう。
パスポート
- パスポートの残存有効期間がe-Visa申請時に6ヶ月以上あること。
- 且つ、パスポートの査証欄ページで、未使用ページが見開き2ページ以上残っていること。
証明写真
証明写真の撮影条件です。
必要枚数;1枚
ここ数年基準が厳しくなっていますので、下記諸条件に則って提出ください。
サイズ;縦4.5cmx横3.5cm
裏にローマ字氏名が必要
カラー写真であること。白黒写真は不可
肩のラインから頭頂まで鮮明で、頭頂部などが画像からはみ出ていないこと
背景は薄めの色合いで無地であること
カメラに正体し正面を向いていること
顔や背景に影がないこと
笑顔は不可
宗教や医療上の理由を除き、装飾品(イアリング、ピアス、カラーコンタクトなど)は外して撮影すること
申請日から6ヶ月以内に撮影したもの
証明写真とは、提出先(ロシア政府)が定めた撮影条件に則って作成された写真をいいます。
日常を切り取ったスナップ写真やレタッチが施されたポートレート写真などは受付できません。
街中の証明写真機でもうまく撮影できない場合は、カメラのキタムラさんや最寄の写真屋さんなどで作成のうえご提出ください。
証明写真は申請の際にとても厳しくて何度もエラーが出てしまい
申請の際に苦労しました(;'∀')
上記の条件に則って写真をご用意ください。
あとは、宿泊先の住所や名前などのご用意を!
早速電子ビザを申請してみよう!
ここで早速トラブル!
なぜか日本語の申請サイトがエラーで開かず( ノД`)
e-visa申請サイト
英語版での申請することに。(旦那さんが英語ばっちりなので解説してもらいました)
https://evisa.kdmid.ru/
旦那様様・・・!
そしてIDとパスワードは今後必要なのでメモか何かで忘れないようにしておきます。
わたしはパスワードを忘れてしまい(爆)再発行をしました・・・。
Personal details
自分の氏名や性別・誕生日を入力しますが、ここで注意!
氏名はパスポートと同じにします。
わたしはすでに戸籍上は新姓ですがパスポートは旧姓。
なので、ビザの氏名もパスポートに合わせての入力が必要です。
もちろん、フライトも旧姓で予約しました。
Visit details(訪問の詳細)
最初のポイントはvisit areadです。
サハリンの場合は【Sakhalin Oblast】を選択。
宿泊タイプはHotel or Individual です。
私の場合は、旦那の両親の家に宿泊なのでIndividualを選択し
義父さんの名前と住所、電話番号を入力。
ホテルに宿泊の場合は、Hotelを選択します。
Documents details(書類の詳細)
パスポート情報を入力します。
Contact and Occupation(連絡先と職業)
あとは、日本の自宅の住所です。
仕事をしていますか?という問いに「Yes」と答えた場合は
企業名・住所・役職や電話番号などの入力が必要です。
(わたしは派遣社員なので、派遣元(派遣会社)の情報を入力。)
続いてRelatives Detail
私の場合は、旦那さんの両親がロシアにいるので
親族がいる「YES」を選択しましたが、いない場合は「NO」を選びます。
証明写真
最後に証明写真を添付。
用意していた写真をアップロードしましたが何回かエラー表示が出て弾かれました。。。
サイズとか背景とか、かなーり結構厳しくチェックされています!
でも申請前に選別してくれるのでそこはありがたいです。
(申請後に、取り直してくださいと言われると焦りますもんね(-_-;))
申請後の流れ
写真が無事にApproveされると、入力事項をすべて確認し、提出!
これでいったん申請は終わりで、後は承認を待つのみ。
まだから?と細かくステータスをチェックする日々・・・
https://evisa.kdmid.ru/en-US/Home/StatusCheck
私の場合は3日後に無事承認されました!
よかった~!
添付されたPDFファイルを印刷し、Google Driveにも保存しておきました。
出国
まさかのトラブル発生!?
出国当日。
成田空港のチェックインカウンターで手続きをします。
パスポートと電子ビザを提示しました。
が、ここでまさかのトラブル!
「e ticketはお持ちですか?」
わっこ「はい、これです」
といってスマホの画面を見せたところ・・・
「紙のe-ticketのご用意が必要です」
と言われました・・・。
スマホの画面だけで、印刷はしていなかったので一瞬焦りましたが
成田空港内にローソンがあるのでそこで無事に印刷できました。
マジ焦った・・・・!
電子ビザだけでなく、
e-ticketも印刷しておくことをお忘れなく!
機内で記入する書類
無事出国し、機内にてロシア入国に必要な書類が配布されます。
これはロシア人以外の人が記入が必要で、旦那さん(ロシア人)は入力不要でした。
行きに渡す用と帰りに渡す用で、2枚に切り離しができる用紙です。
パスポート情報や滞在先情報など左右同じ項目についてそれぞれ記入します。
入国審査
まさかの質問攻め!?
無事に日本を出国し、いざサハリンへ。
2時間ちょっとのフライトで成田→ユジノサハリンスク空港へ到着。
ドキドキのサハリンの空港での入国審査。
さて、無事に入国できるかしら!?
1人づつの検査なので、わたしが先に行きました。
検査員の方(イケメンロシア人w)に
パスポート、電子ビザ、機内で記入した入国カード、e-ticketを渡します。
じーっと顔を見られますが、ニヤニヤしてはいけません!
ずっと真面目な真剣な顔で堂々とした態度で立ちます。
そして、
「Can you speak English?」
と聞かれ、Yesと答えると、その後は英語でいろいろ聞かれました。
・名前は?
・生年月日は?
・滞在期間
・何日から何日の滞在か
・どこに泊まるか
・兄弟はいるか
I have two sisters と答えると・・・
・姉か、妹か?
などなど・・・・
こんなに色々聞かれたのは初めてかも!
その間も、何度も書類の顔と私の顔を照らし合わせて怖い顔(いや、真剣な顔)で見てくる。
冷や汗・・・・!
一通りの質問事項と確認が終わり、スタンプを押して
無事にパスポートなど返却してくれた時、
「アリガトウゴザイマス~」
と検査員の方が最後にわたしに言ってくれたではありませんか!!
それまでお互いずっとキリっとした顔をしていたのですが
最後その言葉を聞いて、やっと笑顔で「スパシーバ―!」と
わたしも答えました。
なんて素敵な国なんだ・・・(←単純w)
ホっ・・・・!
機内で記入した入国カードですが、入国の際に半分は切り取られて回収されます。
残った半分は出国の際に必要なので、帰りまでに用紙はなくさないようにしましょう!
旦那も無事に入国でき、
晴れて私たちのサハリン旅行が正式に?スタートしました♡
最新情報は公式サイトで要チェック!
サハリン旅行に必要な電子ビザについて、今回は
わたしの経験談をかきました。
これは2020年1月での情報であり、
制度は変化していますので、最新の制度や申請方法については
大使館や領事館で情報収集することをお勧めします。
もし手続きしていくうえで、
ロシア語・英語がわからない・・・といことがあれば
旦那様がお助けできるかと思います!笑
お気軽にお問い合わせください。
在日ロシア連邦大使館
在ユジノサハリンスク日本国総領事館
なぜか日本語表示ができず旦那に助けてもらいましたが
必要な情報さえきちんと正確に入力していけば
意外と簡単な手続きでビザ申請ができました。
ロシアってなかなか旅行にいくのも大変そうだと思っていましたが
電子ビザなら無料だし、4日もあれば取得できるのでロシアとの距離が近くなっているんだな
と感じます!次は サンクトペテルブルグ やウラジオストクなどほかの地域にも行ってみたいなぁ(*^-^*)
サハリン旅行記は別の記事で書きます♪
ではまた!
パカ~!(ロシア語で「またね」の意味)